EXCELLENT ART(Germany)2019 – Floating Color Tones –

Floating Color Tones

Kazuko Misawa’s medium for depicting the internal and the external world is color. The artist’s impasto application gives her colors a special intensity, allowing them to shine. Phosphorescent color chorales redefine nature. It is implication rather than clear statements that describe the rare moments the artist seeks to capture in order to imbue them with the individual soul and spirit. Monet’s Water Lily Pond has obviously inspired Misawa, and yet, she has completely made this theme her own. Purposefully guiding its momentum towards a minimalist lightness, her shapes dissolve in the floating magic of color tones melting into one another. Vibrating spots of color disperse under the influence of her spontaneous, relaxed brush stroke.

Enter into ART 2019        Written by  :  Gabriele Walter

*日本語訳はニュース(5月7日)に掲載しました。

EXCELLENT ART BOOK (ドイツ) 2019 -浮遊する色調-

浮遊する色調

三沢かずこが内なる世界と外界とを表現する手段は色彩である。作家の厚塗りの技法は、彼女の色彩に特別な強さを与え、それらを輝かせる。光を蓄え輝く色彩は自然を再定義する。それはアーティストが観るものに個々の魂と精神とを染み込ませ、虜とするような素敵な瞬間の提示ではなく、むしろ含みといえる。モネの睡蓮の池は三沢にインスピレーションを与えているが、彼女が完全にこのテーマを彼女自身のものにしているのは明らかである。その勢いを最小限の軽さへと導き、彼女の形は互いに融合する色調の浮遊する魔術に溶け込む。彼女の自発的でリラックスした筆づかいの影響で、色彩の振動点が拡散されている。

*ドイツの Enter into Artから画集が出版され、三沢かずこの作品がGabriele Walterさんの評論と共に見開き2ページで紹介されました。

赤の作品

青でなく赤のミニアチュール作品です。青で温かさを表現するのにかなり苦心するのですが、赤色は、その存在そのものが暖。

20×20センチ 油彩    ボード  2019

宮沢賢治学会イーハトーブセンター会報の投稿エッセイ

宮沢賢治学会イーハトーブセンターの会報第59号に私の投稿エッセイが掲載されました。今読み返してみると、これを書いた時の精神状態が思い起こされて少し胸が詰まります。少しづつ小品が制作できるようになりました。(春ごろから体調を崩していました)今頃になって宮沢賢治文学の深さが私のなかに溶け込むようになりました。作品を日々読み返しています。心に多くのものが響きます。

この会報の表紙は『薔薇輝石』  明け方の光を表す色とされ賢治文学に登場する鉱石です。なんて暖かなローズ色でしょうか。心と体が元気になります。

 

2019 ミニアチュール

2019.3月以降、体調が悪いこともあって制作を休止していた。9月の終わりに小作品が少しづつ生まれてきた。かれこれ半年の制作ストップ。今までかたちを消すことに神経を使ってきたが、かたちが次々と現れてくる。かたち(Shape)シリーズだろうか。   2019.9.29

20×20cm 油彩
サムホール 15.8×22.7cm
FO 14.0×18.0cm

游シリーズのこと

新ホームページに『游シリーズ』を掲載した。青の抽象を追求してきた私の世界は、やはりシリアスな表現世界といえるだろう。

だが、厳しい世界にも、遊びとか、息抜きの場面が必要ではないかと思えるときもある。少しお茶をして、こころが柔らかくなる。

シリアスな世界の傍ら、幾つも幾つもこのような『游』の世界を描いてきていることに、今更というか、気づかされた。そういえば、
これらの作品は、私の手元にないものがほとんである。国内や国の外で、どこかの壁面で、ひっそりと見る人に寄り添ってくれていたら
とてもうれしいことだ。