游シリーズのこと

新ホームページに『游シリーズ』を掲載した。青の抽象を追求してきた私の世界は、やはりシリアスな表現世界といえるだろう。

だが、厳しい世界にも、遊びとか、息抜きの場面が必要ではないかと思えるときもある。少しお茶をして、こころが柔らかくなる。

シリアスな世界の傍ら、幾つも幾つもこのような『游』の世界を描いてきていることに、今更というか、気づかされた。そういえば、
これらの作品は、私の手元にないものがほとんである。国内や国の外で、どこかの壁面で、ひっそりと見る人に寄り添ってくれていたら
とてもうれしいことだ。

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